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自分から断った相手が結婚。「あの人にしておけば」と後悔する婚活男性へ

2026.09.29 ・ 思考のクセ・タイプ診断

以前、婚活で会っていた相手が結婚したと知った。自分から交際を終わらせた相手なのに、胸がざわつく。「もう少し会っていれば、自分が隣にいたのかな」。そんな考えが離れなくなることはありませんか。

たとえば、当時は会話が少し物足りないと思っていた。でも今思い出すのは、話をゆっくり聞いてくれたことや、帰り際に笑って手を振ってくれた姿ばかり。気になっていたことは薄れ、逃したものが大きく見えてくる。

今の婚活が思うように進んでいないと、なおさら「あの判断さえ間違えなければ」と考えてしまうかもしれません。

ただ、その人が別の人と結婚したことだけでは、あなたの選択が間違っていたとは決まりません。今の後悔を、次に大切にしたいことを知る手がかりに変えていく方法があります。

結果を知った今の目で、当時を見直している

頭の中に複雑な線が描かれた人物のイラスト

交際していた頃には、結婚生活がどうなるかは分からなかったはずです。一緒にいる楽しさだけでなく、迷いや気になることもあって、限られた情報の中で選んでいた。

ところが「結婚した」と聞くと、その人となら幸せになれたはずだと、結婚後まで想像してしまうことがあります。相手が他の人と関係を育てた事実が、自分との未来まで保証してくれるように見えるのです。

さらに、もう選べない関係になると、惜しい気持ちが強くなることもあります。今なら会いたいと感じることと、当時も無理なく関係を続けられたことは、同じではありません。

もちろん、本当に大切な良さを見落としていた可能性もあります。だからこそ「全部間違っていた」とまとめるより、何を見落としていたと感じるのかを、一つずつ確かめることに意味があります。

過去の相手が、次の出会いの採点基準になると

後悔を抱えたまま次の人に会うと、目の前の相手を知るより「あの人のほうが優しかった」と比べてしまうかもしれません。良い場面だけを思い出した過去の相手には、誰もかなわなくなります。

反対に、もう後悔したくないからと、気になることがあっても無理に交際を続けることもあります。「断ったらまた惜しくなる」と思うと、自分の違和感を確かめる余裕がなくなってしまう。

どちらも、今の相手との関係より、過去の判断を取り返すことが中心になった状態です。そのままでは、新しく出会った人の良さや、二人で話し合えることまで見えにくくなります。

後悔したからといって、自分を責め続けなくていい

大切な選択ほど、失敗したくないと思うのは自然です。自分で断った場合には、誰かのせいにできない分、後悔を全部自分へ向けてしまうこともあるでしょう。

それでも、当時のあなたには当時の気持ちや事情がありました。今分かったことを、その頃も分かっているべきだったと考えると、自分への評価は厳しくなってしまいます。

「あの人の良さに、今になって気づいた」。そこまでは認めてもいい。その先の「だから自分には見る目がない」「もう良い人には会えない」まで、一緒に引き受けなくて大丈夫です。

相手には今の生活があります。気持ちを整理するために連絡して答えをもらおうとする前に、自分の中で振り返れることがあります。後悔の整理と、終わった関係を戻すことは別に考えられます。

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当時の理由と、今ほしい暮らしを並べてみる

紙やメモに、まず「当時、交際を終えようと思った理由」を書いてみます。実際にあった出来事と、まだ起きていなかった心配を分けると、何を根拠に決めたのかが見えやすくなります。

次に「今、あの人のどこが良かったと思うのか」を書きます。「優しかった」だけで終わらず、「話を途中で遮らなかった」「意見が違っても落ち着いて聞いてくれた」など、覚えている場面に戻ってみます。思い出せない部分を、想像で埋める必要はありません。

たとえば、当時は話の盛り上がりを求めていたけれど、今惜しいと感じるのは、焦らず話せたことだった。そうなら、自分がほしい暮らしの中では、安心して話せる時間が思っていた以上に大切なのかもしれません。

最後に、その気づきを次の出会いで確かめたいこと一つにします。「あの人のような人を探す」ではなく、「自分の意見を伝えたとき、お互いに聞けるかを見てみよう」。過去の人との比較から、目の前の関係を知る行動へ変えていきます。

実際に大切な価値観が合わなかった、尊重されない対応があったという場合は、その理由まで消さなくていいのです。相手の結婚を知った後でも、当時の自分を守った選択として受け止められる部分はあるはずです。

選び間違えないことより、二人で暮らしを作ること

夕日の中で咲く花

たとえば、休日の過ごし方が違っていても、「午前は別々に過ごして、夜は一緒にご飯を食べようか」と話せる。疲れた日には無理に楽しい話をしなくても、同じ部屋でほっとできる。

そんな家庭は、最初から欠点のない相手を見つけるだけでできるものではないでしょう。違いを知り、言えることを増やし、お互いの希望を聞きながら、二人で少しずつ作っていくものです。

過去の誰かと同じでなくても、今の相手と育てられる安心があるかもしれません。自分が本当に大切にしたかったことに気づくと、次の出会いで見るところも少し変わってきます。

Make itでは、後悔を次の選び方につなげます

Make itでは、断った判断を良い悪いで片づけず、当時どんな不安があり、何を大切にしようとしていたのかを一緒に整理します。

相手への具体的な懸念だったのか、関係が進む怖さだったのか。今だから気づけることを、次の出会いで確かめられる言葉や行動にしていきます。過去を責める時間から、自分の望む関係を考える時間へ移るお手伝いをします。

過去の正解探しから、自分を知る一歩へ

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カウンセラー 野中大蔵

カウンセラー 野中

精神保健福祉士(国家資格)/アダルトチルドレン専門。全国オンライン完結の結婚相談所「Make it」を運営。

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