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食の好みが合わないと結婚は難しい?デートの食事で迷う婚活男性へ

2026.10.02 ・ 鎧を脱いで変わる

相手は辛い料理が好き。自分は苦手。お店を決めるだけなのに、「結婚したら毎日どうするんだろう」と考えてしまう。婚活のデートで、そんな不安を感じたことはありませんか。

たとえば、気になっている相手から勧められた店を、笑顔で承諾した日。会話は楽しかったのに、帰り道には「食の好みが違う人とは暮らせないかもしれない」と、交際を続けるか迷い始める。

結婚後の暮らしまで考えているからこそ、小さな違いも見過ごしたくないのでしょう。食事を大切にしたい気持ちは、そのままでいいのです。

ただ、好みが違うことと、どちらかが毎日我慢することは、まだ同じではありません。結論を出す前に、二人で確かめられることがあります。

違いを見つけた瞬間、我慢する未来まで決めていないか

向かい合う二体の人形の間に浮かぶ吹き出し

食事の好みが違うと分かったとき、頭の中で「相手に合わせるしかない」という続きがつくことがあります。苦手な料理を毎日食べる、別の料理を毎回用意する。そんな負担を想像すると、関係を進めるのが怖くなります。

けれど、相手が「辛いものが好き」と言っただけなら、毎日同じものを食べたいか、別々の味付けでも構わないかは、まだ分かりません。好みについての一言から、暮らし方のルールまで想像している可能性があります。

普段から自分の希望を言わずに合わせていると、違いが出るたび「また自分が譲ることになる」と感じやすいかもしれません。それでは、似ている人を探すことが、我慢を避ける唯一の方法に見えてきます。

知りたいのは、同じ料理が好きかどうかだけでなく、違ったときにお互いの希望を扱えるかどうかです。それは、好みの一致だけでは確かめられません。

言わずに合わせるか、会うのをやめるかだけになると

苦手だと言わないまま相手の希望に合わせ続けると、相手は楽しんでくれていると思うかもしれません。自分の中には負担がたまるのに、相手には気づく手がかりがないままです。

その結果、次の誘いも重く感じ、「やっぱり合わなかった」と関係を終えてしまうこともあります。相手を変えても、自分の希望を伝えないままなら、別の違いで同じ苦しさが生まれるかもしれません。

逆に、違いが一つもない人だけを探そうとすると、安心して話せる人に出会っても、小さな不一致で候補から外してしまいます。話せば調整できた部分まで、関係を終える理由になりかねません。

気になる自分を、細かすぎると責めなくていい

「そんなことで迷うなんて、器が小さいのかな」。そう自分を責める必要はありません。食卓を楽しめるかどうかは、あなたにとって大切なことなのでしょう。

これまで、希望を言っても通らなかったり、結局自分が合わせることになったりした経験があれば、先に負担を想像したくなるかもしれません。ただ、今の相手も同じ対応をするかは、まだ分からないのです。

苦手なものを好きになる必要はありません。相手の好きなものを否定する必要もありません。自分の希望を残したまま、二人にできる工夫があるかを見ていく選び方もあります。

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次の一食で、小さく希望を伝えてみる

まず、「食の好みが合わない」の中身を一つに絞ります。味付けなのか、外食の頻度なのか、食事にかける時間なのか。大きな言葉のままだと、何を相談すればいいのか分からなくなってしまいます。

次に、自分の希望と一つの提案を組み合わせます。たとえば「辛いものはあまり得意じゃないんだ。辛くない料理も選べるお店にしない?」。結婚生活全体の答えを求めず、まず次の食事を一緒に考えます。

ここで見るのは、相手が即座に全部合わせてくれるかではありません。「それならこの店はどう?」と案を出せるか、お互いに無理なことを言えるか。自分も、相手の好きな料理を楽しめる選択肢を一緒に探せるかを見てみます。

必要な配慮と単なる好みは分けて考えます。食べられない事情があるものを、関係のために無理して食べる必要はありません。また、苦手だと伝えても繰り返し笑われたり、一方的に合わせるよう求められたりするなら、違いよりその対応を大切な判断材料にしていいのです。

一度の食事で結婚を決める必要はありません。「自分の希望を言えた」「二人とも選べる店が見つかった」。その具体的な経験を、次に会うか考える材料にしていきます。

同じものを好きでなくても、同じ食卓で笑える

窓辺のオレンジ色の花

たとえば、夕食のおかずを取り分けてから、相手は好みの調味料を足す。自分はそのまま食べる。「今日はこれが食べたかったんだ」と話しながら、それぞれおいしく食べられる。

休日は、どちらかの好きなお店へ行く日もあれば、別々の料理を買って家で食べる日もある。相手の好みを知っているからこそ、「こっちも選べるよ」と自然に声をかけられる。

いつも全部同じでなくても、希望を言ってよくて、相手の希望も聞ける。そんな暮らしが合う二人もいるでしょう。あなたが求めていた安心が、好みの一致より、我慢をためずに話せることにあると気づくかもしれません。

Make itでは、譲れないことと話し合えることを整理します

Make itでは、「気にしすぎだから合わせましょう」と片づけず、何が不安で、どんな暮らしを望んでいるのかを一緒に整理します。

相手に確認したいことなのか、自分が譲りたくないことなのか、それとも希望を言うこと自体が怖いのか。そこを分けながら、無理を重ねずに関係を知っていく伝え方を考えます。

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カウンセラー 野中大蔵

カウンセラー 野中

精神保健福祉士(国家資格)/アダルトチルドレン専門。全国オンライン完結の結婚相談所「Make it」を運営。

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